異文化コミュニケーション、、、皆さんはどのくらいご存知でしょうか?
まず、ことばや生活の中での文化が東北の方々と大阪では随分違うでしょうね。特に言葉です。話すテンポが大阪とは随分違うと感じます。
それに大阪の子どもたちは遊びでも日常会話の中でも、冗談が過ぎるような乱暴な単語を使うことが多いのに気づいていただけているでしょうか?
、その言葉がどのくらい相手を傷つけるかなどは考えもしないで、公園で遊んでいる子どもの言葉から簡単に使っている姿を見かけます。 更にはショッピングセンターで、子どもに向かって注意する親の言葉からも耳にすることがあります。
震災の辛さや目前で、家族を失ったり、多くの方が他界される姿を見た東北の子どもたちは、この異文化に慣れる前に引きこもったり、怖がったり、、、不登校にならないだろうかと、JSIのメンバーは少し不安を隠せません。
大阪ではお笑いの中でも当たり前に使っている単語であっても、それはこの被災した人々にどのように受け止められるでしょうか?
異文化コミュニケーション、双方の特徴を認め合えればよいのですが、出来れば土地の風習に慣れるまでは、やさしい言葉がけや、冗談でも「アホ・ボケ・シバクぞ・死ね・殺すぞ」という言葉は使って欲しくないものです。
目前で多くの方が他界した辛さをこころに秘めている子どもたちや被災者は、その言葉だけでも辛いと感じないでしょうか。
「アホ」という言葉が余り使われない東北の方たちは、意味も理解しにくいでしょうね。大阪人が良く使う「しんどい」という言葉の意味もわからない他府県があることも事実です。
みなさんに出来れば、、学校教育関係者の方々には特に、この異文化について被災地から大阪に来る子ども達に対して、それらのレクチャーをしていただいてから、教室で受け入れて欲しいと感じています。
更には、児童生徒のみなさんに、このような言葉を学校内外での使用を控えるように被災児童生徒を受け入れる前に、学校全体や地域の方々にお願いしたいです。
人情の町大阪、、、それならば、なおのこと、人の気持ちにやさしい言葉がけをお願いしたいと願う次第です。